女の子にモテたいという気持ちが強い人というのは、
基本的に、女の子をもてなしたり、女の子の願いを聞いてあげたり、一生懸命「尽くす」傾向の人が多いかと思う。
だが、どれだけもてなしても尽くしても、その女の子となかなか仲良くなれない事が多々ある。
こういうことが起こるのは何故なのだろうか?
女の子は優しくされたいんじゃないの?
why?why?
何が悪いのだろうか?
好きな女の子や狙っている女の子ができると、一生懸命努力して、相手に対して尽くしてしまう人は多いだろう。
食事を奢ったり、送り迎えをしたり、プレゼントを買ってあげたり・・・
だが、尽くしても尽くしても振り向いてくれない場合、
「俺がどれだけ尽くしてもだめなんだ」
「俺が好かれていないから何をしてもだめなんだ」
と凹んでしまうことが多いだろう。
が、凹むのはまだ早い。
こういった場合
ただ単に、攻め方が悪い可能性が高いからだ。
いくら女の子が尽くされたい、優しくされたいと思っていても、
ただ女の子の願いを片っ端から聞いているだけでは到底その女の子と仲良くなれない。
仲良くなれないどころか、舐められたり下に見られてしまってさらにドツボにハマってしまう事もあるくらいだ。
何故かというと、
女の子の願いを叶えたり尽くしたりすればするほど、
主導権は相手にいってしまうからだ。
相手の願望ありきでコチラが行動しているので当然といえば当然だ。
相手に主導権が渡っている状態で、
コチラがどんどん勝手に盛り上がり・・・・・、いざ!という気持ちで迫っても、相手は冷めている事が多い。
つまり二人の間の温度差がすごいのだ。
これではうまく行くものもうまくいかない。
あくまでも相手と仲良くなりたければ、相手と同じ温度感で上昇していかなければいけない。
でもどうやったらそんなことできるの?
既に精一杯相手に尽くしてるんだけど、これ以上何をすればいいの?
と思うかもしれないが、
答えは意外と簡単で、逆転の発想。
小さい頼み事を何回も積み上げていくのが望ましい。
ん? よくわからないぞ?
と思う人も多いかもしれないのでじっくり説明していく。
例えば、「俺と付き合ってほしい」という簡単に受け入れてはもらえないだろう大きい頼み事を10とすると。
「ちょっとコレおしえてくれない?」という頼み事は1だ。
難易度が低い。
10の頼み事は難易度が高いので いきりなり頼んでもイチかバチかのギャンブルになることだろう。
だが1の頼み事であれば、よっぽどの性悪か、嫌われてでもいない限りは頼んだ場合受け入れてくれるだろう。
1の頼み事を何度か聞いてもらえた場合は、
次は2、3の頼みごとに移行する。
「○○ちゃんオシャレだからさ、ちょっと服買うの付き合ってくれない?服えらんでほしいんだよね」
「○○ちゃん料理上手だったよね?××ってどうやったら美味しく作れるのか教えてほしい」
などと相手の得意分野に刺さっていき、頼み事をする。
こうやって小さい頼み事を積み上げていく事によって、相手の受け入れハードルを下げていく。
受け入れハードルが下がるということは、当然二人の距離が近づくチャンスである。
そして少しづつ頼み事のスケールを大きくしていき、最終的には「俺と付き合ってほしい」という頼み事すら受け入れてもらおうという作戦だ。
人間の心理的に、
願いを聞いてくれる人よりも、自分を頼ってくれる人に心を開きやすい傾向にある。
尽くしてあげれば「ありがとー!!!」くらいは言ってもらえるかもしれないが、実はあんまり心は開いていないのだ。
というわけで、相手との距離を縮めたければ、要所要所で相手に頼み事をするようにしよう。
ただ、いつもいつも頼み事ばかりをしていては、「なんだコイツめんどくさいヤツだな」と思われるリスクもあるので、
相手の様子を見ながら、ここぞという時に頼み事をしていこう。
そして頼み事を積み上げていこう。
そうすればきっと相手とも仲良くなれるだろう。
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